ザスーラ
久々の映画レビューです。
年末はハリポタで間違いありません。
でも、わざわざおすすめしてもクリック稼ぎみたい。
だから、今日おすすめするのは、これからの冬の夜長にもう1本見たい映画を。
『ザスーラ』。
「はい? 聞いたことがない?」
じゃあ、『ジュマンジ』ならご存じでしょうか?
ゲームが現実となってリビングで大冒険を繰り広げた、あの物語の続編的作品です。
どんくさい弟と遊ぶのも面倒な兄、お姉ちゃんはゴロゴロ寝てる。
パパが仕事で出かけた間に兄弟の冒険は始まります。
兄にボールをぶつけた仕返しに地下室送りにされる弟。
そこで見つけたゲームが“ZATHURA”。
ゼンマイを巻いてボタンを押すと
チンっ!
シャッとカードが飛び出してきます。
め、メテオ・シャワー?
リビングに隕石が雨あられと降ってきます!
天井の穴から星が見えてるし、何かおかしい!?
ドアを開けるとそこは…。
家まるごと宇宙空間に漂ってます。
いきなりです。
ゲーム=冒険の旅の始まり、始まり!
『ジュマンジ』ではアフリカの動物たちが暴走したり、狂ったハンターがライフルを撃ちまくったり、家の中がジャングルになっちゃいましたが、今回はスペースオペラが舞台。
お姉ちゃんは凍っちゃうし、
太陽の重力場に捕らえたれたり、
凶暴だけど間抜けなロボットに襲われたり、
謎の宇宙飛行士が流れ着いたり、
凶暴な爬虫類型エイリアン“ゾーガン”の襲来!
ゲームがはき出すカードのメッセージは無茶苦茶です。
凍ってたお姉ちゃんもいつしか復帰。
仲の悪かった兄弟もいつしか助け合い。
助けた宇宙飛行士とともに、次々と襲い来る難題を乗り越えてゆきます。
『ジュマンジ』のロビン・ウィリアムズはゲームに囚われた役でしたが、流れ着いた宇宙飛行士は一体何者でしょう?
この災厄を終わらせるのはただひとつ、ゲームを“あがる”こと。
ちょっと子供向け映画ですけど、古典的なSFのセンスににんまりできる大人にもおすすめの作品です。