ランド・オブ・ザ・デッド

恐くてごめんなさい

恐かったですよ! (>(ェ)<)
ゾンビ、またまた、復活って感じで、さすが不死身!
ジョージ・A・ロメロ監督の手になるこれぞ本家のゾンビ映画
全米公開5位スタート、批評家筋にもなかなかの評判だそうです。


冒頭からゾンビワールド全開。
ロメロ監督の本家のゾンビはノロノロゆらゆら歩いて襲ってきます。
かみつき、引き裂き、はらわた引きずり出して「死」の渇きを癒すゾンビたち。
 (/*(ェ)*)/「…肉、…肉…」
1匹2匹ならやっつけられるけど、数十匹とか群れて来るゾンビにはかないません!
閉ざされた世界で数で勝られる恐怖…。
きっと夢に見ますよー。


ゾンビ・シリーズのその後、って展開でした。
生き残った人々はダウンタウンでマシンガンと水路、高電圧線に囲まれて暮らしています。
それも思ったよりたくさん。
一歩郊外に出ればゾンビだらけなのに、高層ビルに住む金持ちやセレブらは昔と変わらぬ安穏とした贅沢な暮らしをしています。
スーパーマーケットや軍の秘密基地でひっそり、っていうのがゾンビ映画の定番だったので、ちょっと意外でした。
今回のゾンビはタダの「死人」じゃありません。
武器や道具を手にします。
人間だった頃の記憶がどこかに残ってるのね。
賢いゾンビって、『死霊のえじき』にも出てきたなぁ。
優しくしてくれた博士が死んで悲しむゾンビとか。
そうやって、(脳をやられない限り)死なないことを逆手にとって、どんどんと迫ってきます。


ゾンビ包囲網がじわじわのろのろ迫ってくる恐怖なんて、さすが本家のジョージ・A・ロメロ監督です。
ホラーならではの、振り返ったら「がぶっ!」とか、暗闇から「がぶっ!」とか、びっくりシーンがいっぱいです。
あ、「がぶっ!」はゾンビの噛みつく音ね。
噛まれたら、そこからスプラッタ。
フライドチキンを食べるみたいに腕にむしゃぶりついたり、頬っぺの肉を噛み千切ったり、血まみれで人を食らうゾンビの群れのシーンは、リアルに痛そうです。
 (×(ェ)×)


どうせゾンビになるなら早いほうが良いよう〜。
だって、後になるほど、死に方が悲惨だもん。
生きながら腕も足もバラバラに引き裂かれて食い散らかされて、ただのエサ状態。
それじゃ死後、ゾンビにもなれやしないじゃん。
ゾンビにちょこっと噛んでもらって、静かにゾンビ化する方がいいね。


あと、もうひとつ思うのが、ゾンビの寿命。
死人だからいつかは腐ってくのかな?
だったら必死で逃げ回って、地球上のゾンビが腐るまで待つけど、そうじゃなかったら…。
 (≧(ェ)≦)
その時は進んでゾンビの仲間になります、はい。


日本公開は8月27日です。
オフィシャルサイト → http://www.lotd-movie.jp/top.html