カンフーハッスル、最高!

綺麗な女優さんです。

すみません、正直、こんなに面白いとは思いませんでした。
 <(_ _)> クワズギライハイケマセン。
確かに一部で、おバカ映画との評価。
でも、ね。
ただでさえ徹夜明けの早朝、暗くなったらそれだけでウトウトとまぶたが重く閉じてしまいそうな、そんな時に観たんです、『カンフーハッスル』。
で、最後まで、ドドーーーっ!と一気に目が離せなかったです。
なんか、楽しくて。(^(ェ)^)


チャウ・シンチー監督はなかなかのアイデアマンですね。
なんか、勢いのある漫才見てるような、観客の「なんでやねん!」ってつっこみ、ちゃんと計算して楽しんでるって感じかな。
ストーリーがどうの、お笑い映画なのに人が死んで残酷だとか、あれこれ抜かす、文化人気取った批評家かぶれにゃ、可哀相だけど、この面白さは理解できないと思います。
映画なんて、結局、娯楽だもの。
楽しんだモンの勝ち!


いかにも強いって人が大したことが無くて、なんだこのハゲオヤジ、みたいなのが異常に強くて、笑ってしまいます。
主人公は口ばっかり偉そうなこと言ってるからっきしのダメ兄ちゃんだし。
でもなぜか異常な復元力あったりして。
豚小屋みたいな長屋にやって来た悪い連中を、いかにも平凡そうなおっちゃんたちが、実はカンフーの達人たちで、一気呵成にやっつけちゃう。
すると、悪い連中も考えがあるぞってなもんで、もっと強い達人を見つけてきて…。
戦いは次第に週刊「少年ジャンプ」に連載されてそうな、まさに「ありえねー」な事になっていきます。
なのに、途中でちょっとウルウルきたりなんかしちゃいました。


同じカンフー映画として、ジャッキー・チェンの評価を聞きたい所です。
結構悔しがるかな。
特殊効果をもっと盛り込んでればジャッキーの映画は更にヒットしてたと思うからです。
本物にこだわって体張ってるのは立派だけど。
「頭蓋骨骨折までしたんだ。その努力を評価して見てくれ」って言われても困ります、映画自体が面白くなければ、ね。
所詮、映画は「ウソ」、作り物。
本物の演技って言ったって、所詮、「ウソから出たマコト」。
2時間、騙しきってくれたら満足なんです。
その意味で、カンフーハッスルはよく騙しきってくれました。


ちなみに、『少林サッカー』、見てません。
ごめんなさい。
今夜、テレビでオンエアーされるのでちゃんと見ます。


チャウ・シンチー監督の次回作はなにかなぁ。
楽しみ、楽しみ。
監督の作る恋愛映画を見たいと思うのは僕だけでしょうか?
結構、純な恋愛モノ、作りそうな気がしますよ。