断片化、恐るべし

悩んだよ。
日記の1ページ目。
何から書き始めようかな。
迷ったけど、昨日からホントの意味でハマってる、デフラグのネタでスタートすることに。
まぁ、なんでもありだ。
日記じゃん。


内蔵の80GのHDDが一杯になった。
気づいたら、しばらくデフラグしてないぞ。
O&O Defragをスタート。
ディスク分析をクリック、開始。
がごがご…。 ←HDDの音ね。
分析終了。
 (゜ロ゜;) えっ!?
赤く描かれる断片化部分がHDD全体に広がり、真っ赤っか。
「すごいカラフル!」
なんて喜んでる場合じゃない!
90%以上の断片化なんて初めて見た!
再び、デフラグる。
(この時はまだ事の重要さに気づいていない)


30分でほどなくデフラグ終了。


「あれ?」
完了画面はまだ真っ赤っか…。


おかしいな、と思いつつ、再び、デフラグる。
今度は、もっと早く完了。
「…まだ、真っ赤っか」


なんと、ほとんどのデフラフ・ソフトは、HDDの空きが5%も無い逼迫した現状ではデフラグれないのだ!


そこから試行錯誤が始まった。


無駄を承知でWindows付属の「ディスクデフラグ」。
が、やっぱり無駄だった。
12時間かけても半分も完了できてない。
そればかりじゃない。
終わった部分でさえ、実はまったく断片化を解消出来ていない。
自ら記憶を散らかしてくようなOSを作っておきながら、まったく、マイクロソフトって奴はいつも問題山積。
ランダムアクセスに強いといっても、自らカオス状態に陥っては意味がないじゃん。
きっと、Windowsを作ったプログラマーハッカー時代の生活が抜け切れてないんだ。
TVで紹介されるプログラマーの机周りっていつも酷いよね。
「使った物は元の場所に戻す」って躾けが身に付いてないから、それがプログラムにも現れるんだ。
まぁ、僕も人のこと言えるようなきれい好きじゃないけど。


次に試したのが、Diskeeper
妙に完了が早い。
再分析すると、やはり、まったく、解消してないじゃん。
本家の海外版、最新バージョンのを試してみたけど、やはり、ダメでした。


Nortonの最適化機能「Speed Disk」を試す。
四度、惨敗。


やはり、空き容量10%以下の壁が越えられないようだ。

最後に残ったのがPerfectDisk


がごがご…。


お! デタラメにカラフルだった画面が、青は青、黄色は黄色、赤は赤に繋がって、みるみる綺麗になってく!!
おお! 素晴らしい!
なんと、これ、たった5%の空き容量でも動作する、スグレものだった!
断片化が酷すぎたため、1時間で10%ずつしか最適化できないけど、着実に断片化解消へ向かってる!


今回は、P2Pにハマって間が開いてしまったけど、僕はデフラグがなんだか好きだ。
故障しまくってたノートPCを使ってた時に身に付いたもので、あの時はそれしか、故障に備える方法がなかったから。
赤、青、黄色。
カラフルに色分けされたマス目がピコピコ変化していくのを見てるのが楽しい。
風に揺れる木の葉を眺めてぼーっとしてる時と同じくらい、頭の中が空っぽになる。
積み木が散らかった部屋を小人がせっせと片づけてる。
おいっち、にぃー、おいっち、にぃー。えっさえっさ、ホイホイ。
PerfectDisk村出身の小人は働き者だ。


そんな空想を巡らせながら、ぼーっとしてる。


二日がかりでデフラグ完了。
あー、しんどかった。
小人さん、ありがとう <(_ _)>